ato lashの雑記帳

ato lashがいろいろ書くところ

タイトル

僕はタイトルをつけるのが苦手だ。
このエッセイのタイトルも、全くそのままつけただけだ。
僕はタイトルをつけるのを必ず最後にする。理由は、単純に何も書いていない状態からタイトルをつけるのが苦手だし、どうせ文章を書いているうちに始めに考えていた内容と変わっていって、最終的に直すことが多いからである。
というわけで、タイトルは最後につけるのだが、最後につけるときにも、時間がかかる。

僕には、良いタイトルの基準がある。

  1. できるだけ簡潔であること。
  2. 内容が分かること。
  3. タイトルを見るだけでは疑問が生まれること。

2と3については、矛盾するような気がするが、タイトルを見た時に「○○は分かるけど、××って何さ」と思わせたいのである。それも、できるだけ少ない文字数で。

つまり、最近よくある、長い一文をタイトルにするスタイルは、僕にとってはあまりスマートではないように感じる。その方が、つかみ力はあるのかもしれないが、なんか美しくない。

と、良いタイトルについて散々語ってきたが、思った。そもそもタイトルをつけるのが遅いのは、そんなに文章を書くのが上手くもないのに、こんな基準があるせいではないか。
そう言われてしまえば、そうなのである。

このブログだって、始めようと思えばもう数日早く始められた。しかし、なぜ今日始めたかというと、タイトルに悩んだからだった。
そのくせに、「ato lashの雑記帳」とかいう、つかみ力の無いような、まんまタイトルをつけてしまった。
ああ、自分が情けない。ブログのタイトルなんて、そう頻繁に変えられないのに。

しかし、どうしたらタイトルをつけるのが上手くなるのか。僕には全く見当がつかない。
だが、多分いろんなタイトルを見て、自分もタイトルをつけ続ければ、そのうち身につくだろう。
ということで、タイトル力を身につけるためにも、ブログを書き続けていきたい。